こんにちは。本日は、ステッドラーの「コンクリート ボールペン」を紹介します。
筆記具に使用する素材としては珍しいコンクリートを軸にしたボールペンです。筆記用具用として開発されたコンクリートは高密度で耐久性に優れています。独自に開発されたコンクリートは滑らかで独特の質感があります。
コンクリートは時間が経つと共に経年変化します。 何年も使い続けるほどに味わいが出て、自分だけの色合いのあるペンに成長します。使い込むほどに使い手に馴染むコンクリート軸だからこそ、経年変化も楽しめます。
「コンクリート ボールペン」の特徴
全体の印象は、コンクリートならではの粗さがあります。コンクリートは固める時に気泡や独特の模様ができますが、この気泡や模様がコンクリートの味わいを醸し出します。仕上がりが一本ごとに違うので、世界に一本だけのペンが出来上がります。色むらやかけている部分でさえ素材の特徴を表していて、まさしくオンリーワンのペンを印象付けます。これこそが「コンクリート ボールペン」です。
大きなクリップも特徴のひとつです。 これはステッドラーの高級筆記具ブランド「ステッドラープレミアム」のイニティウムコレクションのクリップが使われています。高級感のあるクリップが、ペン軸のコンクリート感をより強調しています。
筆記時の疲労を軽減するため特殊な六角形の軸に仕上げられています。人間工学に基づき、正六角形ではなく不均等な六角形にデザインされています。このデザインが疲労感を軽減し、握りやすさも実現しています。特殊な六角形は違和感を感じることなく、手にフィットする形状です。
重量は34グラムありますが、コンクリートでイメージするほどの重さではありません。ペン軸の重心は後ろ側に寄っていて、ペン尻が重いペンになっています。重心は好みがあるので一概に言えませんが、ペン先が軽いので書きやすい。
「コンクリート ボールペン」の書き心地
インクフローが良く滑らかな書き心地です。ヌラヌラした書き味といったところでしょうか。ペン先に自然とペンの重量がかかり、手に力を入れなくてもしっかりと筆圧がかかります。
国際規格に準拠したリフィルが使用されていて、ジェットストリームにも同じ規格があります。ジェットストリームの書き味に慣れてしまった人は、リフィルを入れ替えて使うこともできます。ジェットストリームとの組み合わせも選択肢のひとつです。
ラインナップと価格
自然なコンクリート色に加えて、ブリックレッドとグレイの三種類です。太さは0.7mmです。価格は、3,000円＋消費税です。
