一層濃く、より鮮やかに書けるゲルインク『uni-ball one(ユニボール ワン)』

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  こんにちは。本日は、三菱鉛筆のゲルインクボールペン「uni-ball one(ユニボール ワン)」を紹介します。

 

 『uni-ball one』で使用されているインクは、これまでのゲルインクと異なり、黒はより一層濃く、カラーはより鮮やかに発色します。

 三菱鉛筆と立命館大学の研究で、黒色に関しては、くっきりと濃いほうが”記憶に定着しやすい”という結果が出ています。見返した時、目に飛び込んでくる文字がきれいにくっきりとしていれば、記憶に残るのも当然と言えます。

 暗記などに最適な学生に向けたボールペンと言えます。もちろん、学生以外にも使い勝手のいいボールペンです。

 

<立命館大学との共同研究について>

立命館大学総合心理学部 服部雅史教授監修の下、高校生を対象に認知心理学の実験手法である「記憶再生課題」を行いました。濃淡の違うボールペンで手書き文字の記憶成績を比較したところ、『uni-ball one』の濃い黒インクで書いた文字のほうが一般的なゲルインクと比べて正答率は高く、単語再生率が高いという結果を得ました。  この研究結果については、日本基礎心理学会第38回大会にて報告いたしました。 【三菱鉛筆HPより引用】 

 

 

「uni-ball one(ユニボール ワン)」の特徴

 新開発されたゲルインクは、色材を粒子中に閉じ込めた独自開発のビーズパック顔料を使用しています。従来の顔料に比べて粒子のサイズが大きいので、紙への浸透を抑える効果があります。紙に浸透せず表面に顔料が残るので、本来の色を鮮やかに発色し、黒は一層濃く、カラーはより鮮やかになります。くっきりした文字が際立つノートを作ることができます。

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図:上段が『uni-ball one(ユニボール ワン)』

  下段が従来品を使用して筆記したノート例 

 

 高い速乾性を持っているのも特徴です。従来の速乾性ゲルインクは、紙の内部へのインクの浸透を早くすることで速乾性を持たせていました。しかし、顔料なども一緒に浸透するので、インクが滲んだりノートの裏面に文字が滲み出る裏抜けが起こる原因でもありました。

 新しいゲルインクは、ビーズパックにより液体成分をすばやく浸透させながらも、顔料を紙面に残します。そうすることで速乾性と滲まないを両立させました。 

 

「uni-ball one(ユニボール ワン)」のデザイン

 軸からグリップ部分までシンプルでストレートな形状です。軸とグリップ部分も同色で大きな段差もなく一体感があります。グリップ部分は滑り止め効果のあるラバー加工が施されているので滑りにくく書きやすい。

 

 黒インクは濃さを強調するために軸色は黒で統一されています。カラーインクはオフホワイトの軸色で、クリップの留め具からボディの頭の部分までがインク色と同じ色のパーツになっています。ペン立てやペンケースでもすぐにインク色が分かるようになっていて、オフホワイトの軸に映えるワンポイントになっています。

 

 クリップ部分は、オーバル形状の「オープンワイヤークリップ」です。スタイリッシュなデザインで機能性も兼ね備え、金属製なので丈夫です。可動式で大きく開くので、厚みのあるノートや手帳はもとより胸ポケットに挟むことができます。 

 

ラインナップと価格

 0.38mmのボール径のインクは全20色です。0.5mmのボール径のインクは全10色です。黒インクは軸色が黒とオフホワイトの二種類があります。

 価格は、120円+消費税です。